うちの代表作物の四季成りいちごです。
オランダの品種でエランと言います。
特徴は種から栽培出来る事です。昔からある品種ですが、今は甘いイチゴが主流のため、種を販売している会社は日本にはありません。
一季成りいちごは通常、ランナーと言う脇芽の様な物が出て来て、それをポットに植えて、どんどん増やしていきます。親株があって、子株、孫株と増やして苗を作り、秋に植えると次の年の6月頃に約一ヶ月、いちごが収穫出来ます。
ですが、エランは夏に種を蒔き、秋に苗を植え、次の年の6月から10月までいちごを収穫出来ます。
私達が研修させてもらっていた、農家さんで栽培の方法を教えてもらいました。
研修期間中に何種類か種から育てられるいちごを栽培してみたのですが、どれもワイルドストロベリーの様な感じで、駄目でした。
特徴は、酸味が強く、果肉が柔らかいです。
うちでは、完熟での収穫なので、とてもジューシーでイチゴの香りが強く、6月は酸味もありますが、一年で一番甘みもある時期です。暑くなってくると、甘みが少なくなってしまいます。生食でお召し上がりになる場合は6月、果肉は固くなりますが10月も甘みがありおすすめです!
練乳やアイス、ヨーグルトなど甘い物との相性はとても良いです。
果肉は中まで赤いので、ジャムやソースにすると、とても鮮やかな色が出て酸味もあり美味しいです。
うちでは、その日の朝に収穫したイチゴを生いちごソフトに使います。いちごは水に弱いので、一日しか持ちません。ですので、カットしてしまったイチゴは冷凍するか、子供たちのおやつになってしまいます。
多い日はだいたい10kg以上収穫出来ます。生いちごソフトに使わないイチゴは、小売します。完熟で収穫するので柔らかい為、大きいイチゴは下にプチプチをひき、重ねず、運ぶ時に動かない様にパック詰めしています。小さいイチゴは少し硬いですが、一日常温に置いておくと、傷んでしまいます。
購入した後は、冷蔵庫での保管をお願い致します。また、出来るだけ早めにお召し上がりください。
販売先は畑にある直売所、収穫の次の日の朝にはコープさっぽろソシア店、平岡店、藤野店のご近所野菜のコーナーに並ぶこともあります。収穫したてのイチゴを購入できるのは直売所のみです。
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